関西 Debian 勉強会 #26
関連イベント紹介と自己紹介
最近のイベントについて、nogajun さんにざっと紹介してもらった。Debconf は関西メンツからの参加者がなかったので、主に OSC Kyoto と オープンフォース徳島について。
資料作成の依頼はしたけど、それについて喋る、という意識はなかったとのことで、ここは反省点。とはいえそれでもちゃんと喋ってくれるあたりはさすが。
この後、毎度恒例の自己紹介。今回は、初参加の方もおられたのだけど、こういう場合は、順番は後ろの方に回してあげた方がいいよね。考える時間ができるし、常連さんのを見て「あぁ、好きに喋ればいいのか」ということもわかるだろうし。
lintian でパッケージをチェックする (大浦さん)
続けて大浦さんによるセッションで、helloworld パッケージを題材に、lintian の読み方や対処の方法などについての説明。
lintian は Debian ポリシーに最低限準拠した形になるまでパッケージャーを矯正してくれるので、パッケージングに手を出した時にはそのありがたさに感動したのを思い出すなぁ。
lintian の表示が日本語になっていたら、パッケージャの卵にはすごく嬉しいんじゃないか、と思うけど、Debian ポリシーへの追従とか考えると、鮮度を維持するのは大変かもしれない。もっとも、現時点で lintian にはそもそもメッセージ翻訳の仕組みはないらしいけど。
DDTSS を使ってみよう (自分)
ここで少し休憩を挟んでから、DDTSS のハンズオン実習を行った。説明資料は、東京で綺麗にまとめられているのでそれを流用して、とにかく参加者に実際に DDTSS を使ってレビューと (できれば) 翻訳をやってもらおう、という目的。
時間に余裕があったのと、DDTSS ネタへのニーズもあるようだったので、じっくりみっちりゆっくりと進めた。なんだかんだで、最終的にはほとんどの人に何らかのレビューや操作はしてもらえたと思う。
「ID 作るのが面倒」とか「英語の画面でどこをどう操作したらいいかさっぱり」とか、そういう壁はとっぱらえたはず。気がついたら気軽に使っていける道具、になっていればいいけど。
DDTSS にアクセスするために、PHS-300 を使って手持ちのイーモバ回線を無線 LAN 環境として提供した。よく無線接続が黙り込んで、ifdown/up する必要があったりしたものの、なんとか目的は果たせた、かな。今日くらいの人数・内容が限界という感じ。
宴会
駅近くの坐・和民にて。id:sasakyh の大学院残酷物語が涙を誘う。
運営
いろいろあって運営担当を引き継いでの実施だったので、講師の手配と資料準備、会場設営、司会進行をやってみた。とはいえ、資料が完成したのが前日とか、プレゼン用の映写資料がないとか、やっぱりバタバタした感じになってしまった。
他はどうとでもなりそうだけど、資料の準備と印刷がネックかなぁ。
資料の印刷
一応、作業手順をメモとして残しておく。今回は東梅田の Kinko's で印刷した。
Kinko's は 24 時間営業なので時間や曜日を気にしなくてもいいのがありがたい。カンプリは日曜やってなかった。
- 勉強会リポジトリの今回分資料を完成させて、make する
- pdf ファイルが生成されるので、簡単に中身を確認する
- pdf ファイルを SD カードにコピーして、Kinko's にもっていく
- Kinko's でセルフ PC 操作を依頼し、SD カードからデスクトップに pdf ファイルをコピーする
- pdf ファイルを開いて Acrobat を起動する
- 印刷設定で、次の内容を設定
- 指定されたモノクロプリンタ
- 印刷用紙のサイズ (今回は B4 を指定:冊子にすると B5)
- 中綴じのオプション
- 一部ごと出力のオプション
- テスト用に一部印刷して仕上がりを確認する
- 問題なければ必要な部数を印刷する
- 出力された用紙を受けとって、折る
- ホチキスで綴じる (今回はなかったので折っただけ)